概要
Time Capsuleもなくなってから久しく、Time Machineも搭載されてからほとんど変わっておらず、使い方は相変わらず対応NASか外付けHDDへのバックアップ。替わりにiCloudへの一部保存を推奨してます。
大容量ストレージが安価になり、インターネット回線も安定性が確保されたのにもかかわらず、クラウドへの完全バックアップの話はなかなか表に出てきません。
Duplicati
今回は、macOSだけでなく、Windows10やSynologyのサーバーにも対応している無料のDuplicatiというリモートバックアップソフトを使用しました。
ファイルを暗号化(AES-256)しクラウドにバックアップするためのソフトです。設定等はブラウザで行い、一度バックアップしたらあとは差分のバックアップのみも選択できます。
復元も簡単です。
Duplicati 2.0 ダウンロード
https://www.duplicati.com/download
バックアップ先
対応しているサービスは、FTP、SSH、WebDAV、Amazon Cloud Drive&S3、OneDrive、Google Drive、box.com、Dropboxなどになります。
クラウドストレージ
主要なところはほぼ網羅してます。ビジネスで使用していれば、無制限のGoogleDriveなどは非常に魅力的で、個人向けのGoogleOneも2TBで月1200円です。スペースが余っていれば使っても良いかもしれません。
FTP
ウェブサーバーを使ったことがある人ならおなじみのプロトコルです。レンタルサーバの余ったスペースなどで使用できます。
開発者向けに提供されているサービス
いずれも開発者に向けたサービスですが個人でも契約できます。取り出しや削除を頻繁にしない替わりに、安くで利用できます。
Google Cloud Storage
1ギガバイトあたり1カ月0.0012ドル(Archiveプラン)
https://cloud.google.com/storage/archival?hl=ja
Amazon Glacier
1ギガバイトあたり1カ月0.00099ドル(Deep Archiveプラン)=1TBで約100円
https://aws.amazon.com/jp/glacier/
IBM Cloud Object Storage
1ギガバイトあたり1カ月0.00099ドル(Archiveプラン)
https://www.ibm.com/jp-ja/cloud/object-storage/data-archiving