産業相関図
メモリ半導体(DRAM・NAND)サプライチェーン 相関図
素材・装置からDRAM/NANDのIDM製造・後工程・最終需要まで、メモリ半導体の供給網を上流→下流のレイヤーで整理。各社の概算シェアつき。
矢印は「川上 → 川下」の供給の流れ。素材と製造装置がDRAM/NANDのIDM製造を支え、後工程を経て最終需要へ届きます。GPU・ロジックは半導体(GPU・ロジック)の相関図に、AI向けHBMの積層はHBMの相関図に分けています(GPUとメモリはデータセンターで合流)。
+の付いた企業(Samsung・SK hynix・キオクシア・Lam Research)はクリックで取引先・顧客が開きます。
1
素材・部材
シリコンウェハ・レジスト・特殊ガス・CMP材など。ロジックと共通の素材も多いが、3D NANDの多層化で薬液・ガスの比重が高い。
SUMCO🇯🇵 約22% ウェハ JSR🇯🇵 レジスト 東京応化工業🇯🇵 レジスト 富士フイルム🇯🇵 レジスト/CMP材 関東電化🇯🇵 特殊ガス 大陽日酸🇯🇵 産業ガス レゾナック🇯🇵 材料 フジミインコーポレーテッド🇯🇵 CMPスラリー
信越化学🇯🇵 を取り巻く主な企業
支える取引先
珪石・多結晶シリコン原料電力・エネルギー
主な顧客
Samsung🇰🇷SK hynix🇰🇷Micron🇺🇸ウェハ供給
2
製造装置
露光・成膜・エッチング・検査。DRAMはEUV露光、3D NANDは高アスペクト比エッチング(積層エッチ)が鍵。
ASML🇳🇱 EUV約100% EUV露光 Applied Materials🇺🇸 成膜 東京エレクトロン🇯🇵 成膜/コータ KLA🇺🇸 検査 アドバンテスト🇯🇵 ATE約57% メモリテスタ SCREEN🇯🇵 洗浄 日立ハイテク🇯🇵 検査/エッチング
Lam Research🇺🇸 を取り巻く主な企業
支える取引先
MKS Instruments🇺🇸サブシステム精密部品サプライヤ
主な顧客
Samsung🇰🇷SK hynix🇰🇷キオクシア🇯🇵3D NAND
3
DRAM 製造(IDM)
設計と製造を一体で行うIDMが3社に寡占。AI向けHBMを追い風に、2025年はSK hynixがSamsungを抜き首位(売上ベース)。
Micron🇺🇸 約24% DRAM/HBM
SK hynix🇰🇷 を取り巻く主な企業
支える取引先
ASML🇳🇱EUV露光東京エレクトロン🇯🇵装置信越化学/SUMCO🇯🇵ウェハ
主な顧客
NVIDIA🇺🇸HBM最大顧客AI・データセンター
Samsung🇰🇷 を取り巻く主な企業
支える取引先
ASML🇳🇱EUV露光Applied Materials/TEL🇺🇸装置信越化学/SUMCO🇯🇵ウェハ
主な顧客
スマートフォンAI・データセンターHBMPC
4
NAND フラッシュ 製造(IDM)
不揮発の大容量メモリ。多層化(200層超)で競争。SSDの中核。DRAMより分散し、上位5社が拮抗(2025年3Qシェア)。
Samsung🇰🇷 約32% NAND SK hynix🇰🇷 約19% NAND/Solidigm WD/SanDisk🇺🇸 約12% NAND(キオクシア提携) Micron🇺🇸 約11% NAND
キオクシア🇯🇵 を取り巻く主な企業
支える取引先
Lam Research🇺🇸積層エッチ東京エレクトロン🇯🇵装置信越化学/SUMCO🇯🇵ウェハ
主な顧客
Seagate🇺🇸SSDAI・データセンタースマートフォン
5
後工程・モジュール(HBM・SSD)
チップを積層・実装してHBM・DIMM・SSDに。AI向けHBMは積層・接合が要で、詳細はHBMの相関図に。
Samsung🇰🇷 HBM/モジュール Micron🇺🇸 HBM/モジュール ASE🇹🇼 OSAT(実装) Amkor🇺🇸 OSAT(実装) Seagate🇺🇸 HDD/SSD
SK hynix🇰🇷 を取り巻く主な企業
支える取引先
BESI🇳🇱ハイブリッド接合味の素🇯🇵ABF
主な顧客
NVIDIA🇺🇸HBM最大顧客AI・データセンター
6
最終需要
AI・データセンターがHBM・高速DRAMを牽引。NANDはSSDとしてサーバ・PC・スマホへ。
AI・データセンター HBM/高速DRAM スマートフォン PC サーバ(SSD)
※ 各レイヤーの代表例であり網羅ではありません。市場シェアは公知の各種調査に基づく概算・目安で、時期・調査機関により変動します。企業は複数レイヤーにまたがる場合があります。取引関係も主要なものの抜粋です。