Appleシリコン(M1、M2)搭載のmacで復旧できない・SSDトラブルなどの最終手段DFU

Appleシリコン(M1、M2)搭載のmacで復旧できない・SSDトラブルなどの最終手段DFU

2022年8月13日

T2搭載のmacでOSのインストール中でのトラブルや、SSDが認識されないなどのシステム上のトラブルに見舞われるケースにmacを復活、復元させる方法です。

ディスクユーティリティやターミナルから一部ボリュームを消してしまった(-68977)場合にも有効です。

DFUモードで復元する

復元したいmacは初期化または復元しますが、そうでないmacの方でOSを取得し適用させます。

用意するもの

  • USBケーブル(Type-C対応、Thunderboltケーブルではないもの)
  • 復旧したいmacとすでに最新OSでセットアップ済みのmac(どちらもシリコンCPUのmac)
  • インターネット環境

どちらも用意できないか不明な場合は、Apple修理窓口へ持っていくのが早いかもしれません。

macについては、silicon対応macであればiMacやmacbook、studio miniといませんが、一部非対応機種がある場合があります。

復旧したいmacではない方のmacには、Apple Configurator 2(現在)をMacAppStoreからインストールしておきます。

mac同士を接続する

USBの接続するポートはDFUモードでは限定されるので、Appleのサポートサイトなどを元にしてください。

参考までに

  • Macbookの場合 一番左奥のUSBポート
  • mac Studio、iMacの場合はmacを正面に裏側の一番左のUSBポート
  • mac miniの場合はポートを正面に左側のUSBポート

HUBなどをかませると対応しません。

復旧したいmacを起動する

起動する前にApple ConfiguratorをインストールしたmacでApple Configuratorを起動しておきます。

macbookの場合:

左Optionと左Controlと右Shiftと電源ボタンを10秒間同時押しします、その後電源以外を離し、Apple ConfiguratorでDFUモードが反応するまで電源ボタンを押し続けます。

imac、mac studio、mac miniの場合:

電源を取り外し最低10秒間待ちます。電源ボタンを押したままmacに接続し、3秒間おしたままにします。成功すればApple ConfiguratorでDFUモードが起動します。

Apple Configuratorで操作

メニューバーのアクションから復元を選びダイアログを進みます。

この間、電源を接続し直したり、ネットワーク環境等に変化を与えると失敗する場合があります。

最後まで終わったことを確認してUSBケーブルを外してみてください。

「このシステムはこのデバイスに復元できません」などのエラーが発生した場合は正しくDFUモードが起動できていないことが多いです