ネットワーク構築でよく使う機器

ネットワーク構築でよく使う機器

当社では主にTP-LINKとSynology社の製品をお勧めしており、実際に納品させていただく機器はほとんどこの2社です。どちらも台湾のメーカーですが、他社に比べて安定性など品質に優れていて、コスト面でも他社を圧倒しています。脆弱性も少なく、バックドア等が仕掛けられるリスクも少ないです。

最近の機器は高機能化していて、高度なCPUやメモリを搭載しています。セキュリティも強化されていますが、クラッキングなどの被害にあうと2次被害を生み出してしまう可能性はどんな機器でもリスクとして存在することは忘れないことは大切です。

セキュリティのためにも機器の定期的な見直しはしていきましょう。技術の進歩で意外な時短になったりコストカットを体験することが多いです。

モデム

固定電話等で主に使用されるメタル回線(電話線)から届いたアナログ信号をデジタル信号に変換する機器。VDSL方式で配線されている集合住宅などでは未だに貸与されています。

ONU(光回線終端装置

光ファイバーで届いた光信号をデジタル信号に変換する機器。最近の建物でフレッツ等の光回線で工事契約するとNTTより貸与されます。

ホームゲートウェイ(HGW)

何らかの理由でデジタル回線とアナログ回線を共存させたり、ONUと無線LANを一体化させるなどで利便性を高めたプロバイダ等から貸与される機器。ケーブルテレビ等でCATV回線を使用している場合はこちらを使用してインターネットに接続する場合が多い。

ルーター

異なるネットワーク機器を中継するためのネットワーク機器。HGW、ONU、モデム、無線LANルータ、モバイルルーターなどあらゆる機器の総称。

Amazonでルータと調べると家庭用無線LANルータが多く表示される

VPNルーター

VPNサーバやVPNクライアントとして機能する機器。

TP-Link Omada ギガビット マルチWAN VPNルーター ER605 https://amzn.to/48cpFeZ

アクセスポイント(AP)

無線LAN(WiFi)の電波を送受信する装置。一般家庭ではいわゆる無線LAN中継器やHGWの先にある機器。EAP & CPEなどと呼ばれる場合がある。

TP-Link WiFi6 アクセスポイント AX3000 https://amzn.to/3w6IVgK

アクセスレイヤースイッチ

主にクライアント(エンド)に接続させるために使用。無線LANアクセスポイント等の接続、有線端末や無線端末の接続に使用。

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PoEインジェクター

PoE未対応の機器からのLANの通信信号に電力を乗せるために使用。主にルータ等のPoE未対応機器からPoE対応機器に接続させるために使用。

TP-Link 802.3at/af ギガビットPoEインジェクター https://amzn.to/3ODCeJj

PoEスプリッター

LAN上に乗っている通信信号と電力を分離するための機器。主にPoE接続から未対応の機器への接続するのに使用。

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NAS(ネットワーク接続HDD)

ネットワーク越しで接続できる外付け記憶媒体。最近はNAS上でメディアサーバやあらゆるサーバが機能する。当社ではご家庭向けだとdockerを使用しHomebridgeやWindowsサーバ、企業向けだとバックアップ機能やVPNサーバなどとしても活用を提案しています。

Synology NASキット 2ベイ DS723 https://amzn.to/488yXc2

サーバー

ネットワーク上のコンピュータの総称。何かしらの機器にサービスを提供するハードやソフトウェアとイメージするとわかりやすいです。VPNサーバー、ウェブサーバー、プリントサーバー、Minecraftサーバ、とにかくサービスがあるだけサーバも無数に数があります。